京都のバス停で『山越』というバス停がある。
そこはあまり人気のない、自然の多い場所なのだ。
とある日・・・・・・・・・・・
中学生になる男は、一人で河原町に買い物に出かけていた。
バンドスコアを買うためで有る。
念願のバンドスコアを購入し【テンション】はMAX状態。
河原町からバスに乗り込む頃にはもう夕暮れであった。
バスアナウンス
『山越・山越です。最終車庫になります。お降りの際は忘れ物の無いよう宜しくお願いします』
プシューーーーーーーーー
バスのドアが開く
トントントン
外に出た頃にはもう夜だった・・・・・・・・・
男はふと考えた。
普段なら遠回りをし、【道】のある方を選択する。
いわば、住宅街の道。
しかし、バンドスコアを購入してテンションが上がっていた男は・・・・
家に早く帰りたいため、判断を誤ったのだ・・・・・・・・・
もう一つの道を選択する事に・・・・・・・・・・・・・
そう、【林を抜ける道】を選択したのである。
男
『はよ家に帰りたいし、林を抜けよう。』
『走れば問題ない』
林を抜ける道は約7分程で住宅街に出られる。
ただそこには街頭などはない。
真っ暗なのである。
道なき道を走り続けた。
タタタタッタタタ
男
『うわー真っ暗や。思ったより恐いな~』
そう思いながら、さらに走るスピードを速める。
タタタッタタタタタタッタタタ
一つ気になる事があった・・・・・・・・・
後ろに何か気配を感じる・・・・・・・・・
男
『なんか・・・・ついて来てる気がする・・・・』
そう思いながら、後ろは絶対振り向くまいと決心し、走り続けた。
すると・・・・・・後ろの気配が消え、やがてうっすらと明かりが見え始める。
人間というのは単純で明かり一つで状況が好転したかのように思い込む。
男
『助かった』
そして林の中でも道が出来はじめ、あと200mまで差し掛かったその時
!?
岩と岩の間から何かが出てきて・・・・・・・・・・
男の足首を掴むのだった!!
男
『ぎゃー』
右足を振り払うかの様にブラブラさせ、明かりの方へ猛ダッシュ
住宅街に出られた。
しかし、あまりにも恐怖を感じ、すぐ近くに親友の家があるのを思い出す。
一目散に親友の家を目指す。
親友は家へと上げてくれた。
事情を説明する。
親友
『ようあそこ通ってきたな』
『まあ、気にすんな』
男は念のため、足首を見ることに・・・・・・・・・
!?
そこにはうっすらと・・・・・・足首を握られた跡があったのであった・・・・・
しばらく1時間ほど、親友と話し帰る決意が出来た男は、家に帰るのであった。
ただし、家に帰る途中も謎の気配はついて来ていた・・・・・・・・・・・
ども~康介です。
本日も不思議な話シリーズにしてみました。
勿論、実話です。
信じるか信じないかはあなた次第w
過去の話↓
では~
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